4月5日付の朝日新聞に、1月のハイチ大地震に派遣されたJICA(国際協力機構)の医療チームが、全身麻酔剤のケタラールを持参できずに困ったという話が報じられていました。ケタラールは、乱用すると幻覚を伴ったり、また、呼吸抑制にも注意する必要はあります。ただ、自発呼吸を残して麻酔をかけられるため、検査時の全身麻酔などに使われる実用的な麻酔薬です。
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コラム: 竹中郁夫の「時流を読む」
JICA麻酔薬報道に見る“日本病”
2010/4/9
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