富山県の射水市民病院の医師が末期の患者7人の人工呼吸器を外し患者が死亡した問題について、12月21日、富山地検は殺人容疑で起訴された2人の医師を不起訴処分としました。地検は不起訴の理由を、医師らの人工呼吸器を外した行為と死亡の因果関係について疑問が残り、殺意を認められないためとしています。
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著者プロフィール
竹中郁夫(もなみ法律事務所)●たけなか いくお氏。医師と弁護士双方の視点から、医療訴訟に取り組む。京大法学部、信州大医学部を卒業。1986年に診療所を開設後、97年に札幌市でもなみ法律事務所を開設。

連載の紹介
竹中郁夫の「時流を読む」
医療のリスクマネジメントを考えるには、医療制度などの変化に加え、その背景にある時代の流れを読むことも重要。医師であり弁護士の竹中氏が、医療問題に関する双方向的な意見交換の場としてブログをつづります。
この連載のバックナンバー
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