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成年後見制度と医療行為―この決定は誰のもの?

2008/12/16

 「禁治産者」や「準禁治産者」という言葉が使われなくなってずいぶん経ちました。かつて民法は、行為無能力者制度を設け、心神喪失の常況にあり、家庭裁判所で禁治産の宣告を受けた者を「禁治産者」とし、心神耗弱者(しんしんこうじゃくしゃ)または浪費者で、家庭裁判所によって準禁治産の宣告を受けた者を「準禁治産者」として、財産の管理を制限するとともに、その保護を図ってきました。

著者プロフィール

竹中郁夫(もなみ法律事務所)●たけなか いくお氏。医師と弁護士双方の視点から、医療訴訟に取り組む。京大法学部、信州大医学部を卒業。1986年に診療所を開設後、97年に札幌市でもなみ法律事務所を開設。

連載の紹介

竹中郁夫の「時流を読む」
医療のリスクマネジメントを考えるには、医療制度などの変化に加え、その背景にある時代の流れを読むことも重要。医師であり弁護士の竹中氏が、医療問題に関する双方向的な意見交換の場としてブログをつづります。

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