日経メディカルのロゴ画像

医師の再教育研修制度を読む

2008/11/18

 10月25日付日本経済新聞「蘇れ医療」シリーズでは、2006年度の医師法改正で制定され、2007年4月から施行されることになった行政処分を受けた医師の再教育研修制度の研修会の風景を報じています。

 「何でこんな研修を受けなきゃいけないんだ!」。2007年10月、会場となった埼玉県和光市の研究機関の講堂に、行政処分を下されて再教育研修を受けることになった約70人の医師の一部から、このような怒号が飛び出したというのです。

 まず、この領域についての医師法の規程を、トレースしてみます。

 医師法第7条第1項は、「医師が、第3条に該当するときは、厚生労働大臣は、その免許を取り消す。」と定め、同条第2項は、処分について以下のように定めています。

著者プロフィール

竹中郁夫(もなみ法律事務所)●たけなか いくお氏。医師と弁護士双方の視点から、医療訴訟に取り組む。京大法学部、信州大医学部を卒業。1986年に診療所を開設後、97年に札幌市でもなみ法律事務所を開設。

連載の紹介

竹中郁夫の「時流を読む」
医療のリスクマネジメントを考えるには、医療制度などの変化に加え、その背景にある時代の流れを読むことも重要。医師であり弁護士の竹中氏が、医療問題に関する双方向的な意見交換の場としてブログをつづります。

この記事を読んでいる人におすすめ