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“公務員医師”にも歩合制―ある地方公立病院の再構築をトレースする

2008/05/09

 大阪府阪南市の阪南市立病院で、2007年7月、内科医の大量退職で内科を閉鎖せざるを得ないという事態が起こりました。阪南市立病院は、阪南市が経営する185床の公立病院です。その内科は、和歌山県立医大が常勤医5人を派遣している医大ジッツ(派遣先)病院でした。その常勤医5人全員が、6月末に退職するということになりました。非常勤医師4人も常勤医の不在による緊急時対応の不安を覚えたのか、これと同時に辞職することになり、結局内科を閉鎖せざるを得ないという話になりました。

著者プロフィール

竹中郁夫(もなみ法律事務所)●たけなか いくお氏。医師と弁護士双方の視点から、医療訴訟に取り組む。京大法学部、信州大医学部を卒業。1986年に診療所を開設後、97年に札幌市でもなみ法律事務所を開設。

連載の紹介

竹中郁夫の「時流を読む」
医療のリスクマネジメントを考えるには、医療制度などの変化に加え、その背景にある時代の流れを読むことも重要。医師であり弁護士の竹中氏が、医療問題に関する双方向的な意見交換の場としてブログをつづります。

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