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「母」は果たして代理できるか?

2006/11/03

 10月10日、東京都品川区は、タレントの向井亜紀さんとプロレスラーの高田延彦さん夫妻が米国での代理出産でもうけた双子の出生届受理を命じた9月29日の東京高裁決定を不服として、最高裁への許可抗告手続きを申し立てました。さらに、10月15日、諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町)の根津八紘(やひろ)院長が、50歳代後半の閉経後の女性が、娘夫婦の受精卵を子宮に入れてもらい妊娠、昨春に出産していたことを記者会見を開いて明らかにしました。今回のお話は、代理母を巡る法的問題や生命倫理的問題について考えてみます。

著者プロフィール

竹中郁夫(もなみ法律事務所)●たけなか いくお氏。医師と弁護士双方の視点から、医療訴訟に取り組む。京大法学部、信州大医学部を卒業。1986年に診療所を開設後、97年に札幌市でもなみ法律事務所を開設。

連載の紹介

竹中郁夫の「時流を読む」
医療のリスクマネジメントを考えるには、医療制度などの変化に加え、その背景にある時代の流れを読むことも重要。医師であり弁護士の竹中氏が、医療問題に関する双方向的な意見交換の場としてブログをつづります。

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