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そして誰もいなくなった

2006/08/11

 ある近場の街で、病院がお取り潰しになりました。ストーリーは単純です。緩和ケアの実態もないのに、多額の診療報酬を詐取していたという不正請求事件でした。その後、立件される途中に不当逮捕だと国家賠償請求訴訟まで起こしたところ、さらに道議会議員への贈収賄事件までオマケに付き、あえなく沈没、先日廃院となってしまいました。

著者プロフィール

竹中郁夫(もなみ法律事務所)●たけなか いくお氏。医師と弁護士双方の視点から、医療訴訟に取り組む。京大法学部、信州大医学部を卒業。1986年に診療所を開設後、97年に札幌市でもなみ法律事務所を開設。

連載の紹介

竹中郁夫の「時流を読む」
医療のリスクマネジメントを考えるには、医療制度などの変化に加え、その背景にある時代の流れを読むことも重要。医師であり弁護士の竹中氏が、医療問題に関する双方向的な意見交換の場としてブログをつづります。

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