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出先で緊急事態!スマホですぐに文章作成するには?

2012/03/21
遠矢純一郎

写真1 自由に定型文を登録してメールが作成できるiOS用アプリ「Maildash」の起動画面。

 連載、少し間が空いてしまいました。その間に、iPhone以外でも様々なスマートフォンやタブレット端末が世に出てきており、医療関係者の所持率も高まっていると思います。そしてそういった端末の普及ともに、医療現場でたいへん便利なアプリケーションも続々と登場しています。そのような中で今回は、緊急時などに紹介状を作成しなければならない、そんなときにとても重宝するアプリを紹介します。

 24時間365日の緊急コールを受ける在宅医療の現場において、外出先や移動中に受け持ちの患者を病院に救急搬送する事態に迫られることは少なくありません。また、受けた緊急コールの内容を、電話再診としてカルテに残しておかねばならないことも結構あります。

 当院ではこのような場合、必要な内容を書いた文章をメールで事務担当宛てに送信し、受け取った担当者が電子カルテに転載(コピー&ペースト)するというやり方で記録に残しています。また、緊急搬送をする先の病院へ送る診療情報提供書も、とても急ぐ場合はiPhoneでメールを作成し、過去の記事で紹介した「interFAX」というwebサービス(こちらの記事を参照)を利用して、電子メールをFAX変換して病院側へ送っています。こういった一連の流れが出来るようになると、いつでもどこでも文書を作成して、その場で直接相手先のFAXに送ることができるため、緊急時の情報伝達をより迅速に行えるようになります。

 さて文章の作成方法ですが、iPhoneには「フリック」という入力方式があり、これに慣れると普通の携帯電話よりもかなり早く文字入力できるのですが、さすがに診療情報提供書1枚すべてをiPhoneだけで書くのは大変です。こんな時、「文章の作成において、よく使う定型フレーズを呼び出すアプリ」があれば、より簡単に、そして素早く文書を作成できます。書類でよく使う頭書きや結びの言葉、自分の署名などを一度定型文として登録しておけば、あとはそれを選ぶだけで入力されるからです。

連載の紹介

在宅医療にiPhoneを!
在宅医療では、スタッフや患者の間の情報共有や、ITを用いた業務の効率化がとても重要。それを米Apple社スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を駆使し、スムーズなシステム構築を目指す様子をお伝えします。

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