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医師の収入よもやま話

2014/01/10

 あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 ところで皆様、年末ジャンボ宝くじはお買いになったでしょうか?今回は一等賞金が5億円、前後賞が各1億円だったので、連番で買っていると7億円が当たる可能性があるわけです。

 私は連番ではなくバラで10枚購入したので、最高で5億円…。いや、それはあまりに欲深いので、前後賞で1億円ゲットするとして。さて1億円あったら何に使おう…と発表までにいろいろと考えるのが楽しかったりします。皆さんもご家庭や職場で、またはお友達と、一度くらいはこのような話に花を咲かせたことがあるのではないでしょうか。

 もっとも私の場合、お金の使い道があまり思いつきません。仮に1億円が当たったとしても、一生遊んで暮らしていける額ではないため、仕事を辞めるという選択肢はありません。せいぜい私が思い浮かべるのは車やカメラくらいで、結局は老後の資金だな~という結論に達しました。友達に尋ねてみても「家のローンを払う」といった小市民な答えが返ってくるばかりです。

 これでは、一獲千金の宝くじに当たる、当たらないに関係なく、日々の収入の使い道と同様です。

フリーになって年収は増えたけれど…
 私が勤務医を辞めてフリーになってからかれこれ8年。年収だけを見ると勤務医時代よりはずいぶんアップしました。とはいうものの、勤務での拘束時間はかなり増えましたし、土曜日はほとんど休みが取れません。それと、体調を崩して休んだりすることは、即無収入になるということを意味します。

 以前勤めていたコンタクトレンズクリニックから、ある日突然「来月からもう来なくていいです」と言われたこともありました。私は独身で子供もいないので、こういう働き方もアリかなぁと思っていますが、身分が不安定なので、家庭がある方にはあまりお勧めできないかもしれません。

 また他人様のクリニックで働いていると、治療方針や使える薬も院長の考え方に沿って行わなければなりません。自分の考え方とちょっと違うなぁ…ということがあっても、そこは自分の中で割り切りや折り合いを付けていくことが必要になってきます。

 逆にフリーになって良かったことは、収入以外にも幾つかあります。レセプトなどの煩わしい事務作業から解放されたことや、職場から離れると仕事の電話がかかってこないことでしょうか。

著者プロフィール

さかい あい(ペンネーム)●アラフォー、独身の女性フリー眼科医。関西在住。十数年の病院勤務後、一身上の都合でフリーに転身、町の眼科クリニックに勤務。仕事は結構忙しいが、オン/オフはっきりした生活をエンジョイ中。

連載の紹介

さかいあいの「今日はどないしはったん?」
関西在住の女性フリー眼科医、さかいあい氏によるエッセイ。日々の診療や患者さんのこと、趣味や楽しみ、気になる事件など、話題てんこ盛りです。ブログタイトルは、さかい氏が診察を始めるときの決まり文句。

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