日経メディカルのロゴ画像

時には母親、またある時は子供や姑、さらには嫁

2012/05/11

先日、昼休みに近くのドラッグストアに買い物に行ったときのことです。レジに並んだ私のすぐ後ろは、短く髪を刈った、中学生とおぼしき私服姿の男子生徒でした。その子が手に持っているものを見て、私は大変驚きました。コンドームの箱だったのです。つい、まだ幼さの残るその顔をまじまじと眺めてしまいました。

先に店を出た私は、車に乗り込むときもう一度びっくりしました。先ほどの男の子が、外で待っていた制服姿の女の子と二人、手をつないで帰っていったからです。女の子の制服には私にも見覚えがあり、近くの中学校のものでした。

中学生ともなれば、親がべったり監視する年齢でもありません。昼間は子供だけで留守番ということもあるでしょう。それにしても、親御さんがこれを知ったらどんなにショックだろう…と切ない気持ちになりました。

私には子供はいませんが、最近はしばしば、「自分が親だったら」という視点に立って子供を見ていることに気づきます。

著者プロフィール

さかい あい(ペンネーム)●アラフォー、独身の女性フリー眼科医。関西在住。十数年の病院勤務後、一身上の都合でフリーに転身、町の眼科クリニックに勤務。仕事は結構忙しいが、オン/オフはっきりした生活をエンジョイ中。

連載の紹介

さかいあいの「今日はどないしはったん?」
関西在住の女性フリー眼科医、さかいあい氏によるエッセイ。日々の診療や患者さんのこと、趣味や楽しみ、気になる事件など、話題てんこ盛りです。ブログタイトルは、さかい氏が診察を始めるときの決まり文句。

この記事を読んでいる人におすすめ