今年も花粉症のシーズンがやってきました。
待合室にマスク姿の患者さんがあふれるのは、眼科の春の風物詩と言っても過言ではありません。私が医者になった十数年前には、花粉症の患者さんはこんなに多くありませんでした。しかし、今では子供の患者さんも珍しくありません。これから先、長い人生を花粉症とともに過ごすのは大変だろうなぁ…といつも思いながら診察しています。
(私自身は幸いなことに、花粉症はまだありません)
花粉症の患者さんが増えるとともに、道行く方々がマスクをしている姿は珍しくなくなりました。マスクと言えば、思い出すのは2009年です。スギ花粉のシーズンもそろそろ終わろうかという頃、関西で“マスクパニック”が起こりました。まだ記憶に新しいことと思いますが、新型インフルエンザ騒動です。
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。
著者プロフィール
さかい あい(ペンネーム)●アラフォー、独身の女性フリー眼科医。関西在住。十数年の病院勤務後、一身上の都合でフリーに転身、町の眼科クリニックに勤務。仕事は結構忙しいが、オン/オフはっきりした生活をエンジョイ中。

連載の紹介
さかいあいの「今日はどないしはったん?」
関西在住の女性フリー眼科医、さかいあい氏によるエッセイ。日々の診療や患者さんのこと、趣味や楽しみ、気になる事件など、話題てんこ盛りです。ブログタイトルは、さかい氏が診察を始めるときの決まり文句。
この連載のバックナンバー
-
2016/07/04
-
2015/12/04
-
2015/10/28
-
2015/09/11
-
2015/07/01