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「夏に裸足で田んぼは厳禁」今も残る西表島の風土病
内藤 祥(西表西部診療所)

2011/11/21

 かつて「西表島の感染症」といえばマラリアのことを指した。西表島に集落が形成され始めたのは600年ほど前だというが、それから何百年もの間、ずっと島の住民たちはマラリアと闘い続けてきた。戦時中に西表島へ強制移住させられた人々、石炭を掘るために連れてこられた労働者たち、彼らの10人中9人がマラリアに罹患し、その約半数が死亡したとも伝えられている。

連載の紹介

離島医師たちのゆいまーる日記
沖縄県の離島診療所で働く、出身県も経験年数もさまざまな10人の医師が、診療だけにとどまらない日々の生活をつづります。「ゆいまーる」とは沖縄方言で相互扶助の意味。「ゆいまーるプロジェクト」は沖縄県の離島で働く医師たちが集う組織です。現在の執筆者は。「こちら
「ゆいまーる日記」が電子書籍になりました

 2009年から3年間、沖縄の離島で働く若い先生方に持ち回りで執筆していただいた「離島医師たちのゆいまーる日記」。連載のうち、選りすぐりの60本を再編集の上、電子書籍にまとめました。離島で1人で働く医師にはどのような役割が求められるのか、休みは取れるのか、家族はどうなるのか、島の人たちとの関係はどうなのか――。現場の話がぎゅっとつまった書籍となっています。

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