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自分のために作った“電子カルテ様ソフト”
安谷屋 亮(多良間診療所)

2010/01/21

 今回は私が趣味を兼ねてやっている、自作のソフトウエアによる「診療所のちょっとだけ電子化」についてお話します。2年前、私が多良間島に赴任したとき、診療所はレセコンこそ導入されていたものの、それ以外は電子化と無縁の世界でした。

 10剤近くもある薬剤の定期処方に修正があると、そのたびに書き直し。予約はカレンダーにとてもとても小さな文字で手書きです。紹介状や診断書は、定型文に近い文章を毎回手書きしていましたし、診療所長が変わるたびに以前の診療所長たちの“暗号カルテ”を解読し、病歴と定期処方の変遷を推し測っていました。

連載の紹介

離島医師たちのゆいまーる日記
沖縄県の離島診療所で働く、出身県も経験年数もさまざまな10人の医師が、診療だけにとどまらない日々の生活をつづります。「ゆいまーる」とは沖縄方言で相互扶助の意味。「ゆいまーるプロジェクト」は沖縄県の離島で働く医師たちが集う組織です。現在の執筆者は。「こちら
「ゆいまーる日記」が電子書籍になりました

 2009年から3年間、沖縄の離島で働く若い先生方に持ち回りで執筆していただいた「離島医師たちのゆいまーる日記」。連載のうち、選りすぐりの60本を再編集の上、電子書籍にまとめました。離島で1人で働く医師にはどのような役割が求められるのか、休みは取れるのか、家族はどうなるのか、島の人たちとの関係はどうなのか――。現場の話がぎゅっとつまった書籍となっています。

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