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新型コロナへの治療薬が続々登場!ただし…

2022/02/16
緒方さやか

 米国では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新規感染者数が激減している。ついに暗いトンネルから抜け出しつつある気がする、と言ったら大げさだろうか?

 こうした状況を受けて、ニューヨーク州では2月10日から屋内でのマスク着用義務が撤廃され(ただし、学校内、医療機関、公共交通機関ではマスク着用義務あり)、カリフォルニア州でも2月15日には同様に規制が緩和された(外部リンク:California Will End Its Indoor Mask Mandate and Ease Covid Restrictions - The New York Times)。

 私も、屋外ではほとんどマスクをしなくなってきていて、犬を散歩させながらすれ違う人と顔を見合わせて、ほほ笑み合うのはとても気持ちがいい。友人同士では、マスクなし・検査なしで集まることも増えてきた。そもそも、友人の約半数は最近、新型コロナに感染していたので、今となってはハグしても、一緒に食事をしても基本的には安全だろう。先日は、パンデミックが始まって以来初めてミュージカルに行った。世の中の状況も数週間前とは大きく変わっており、医療スタッフが足りずに医療提供体制がパンク寸前のような状態になっていたのが、今やわずかとはいえ余裕が出てきたようだ。

 今このような状況になっているのも全て、オミクロン株の感染力が異常に強いからであり、要するに感染しそうな人は大方かかってしまった、というのが実態だろう。もちろん、このパンデミックによって多くの命が失われたことは本当に悲しく、また、今後新たな変異株が出現して、状況がまた一転してしまうことも想像できる。しかし、たとえそれまでの間だけだったとしても、このつかの間の平穏を満喫したい。

著者プロフィール

緒方さやか(婦人科・成人科NP)●おがた さやか氏。親の転勤で米国東海岸で育つ。2006年米国イェール大学看護大学院婦人科・成人科ナースプラクティショナー学科卒。現在、カリフォルニア州にある病院の内分泌科で糖尿病の外来診察を行っている。

連載の紹介

緒方さやかの「米国NPの診察日記」
日本でも、ナースプラクティショナー(NP)導入に関する議論が始まった。NPとは何か?その仕事内容は?米国で現役NPとして働く緒方氏が、日常診療のエピソードなどを交えながら、NPの本当の姿を紹介します。

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