日経メディカルのロゴ画像

感染高リスク者の「出勤は危険」と書く難しさ

2020/08/13
緒方さやか

 日本でも新型コロナ第2波の影響が日々強まっているようだが、米国は収まりきらなかった第1波が続いたまま、莫大な感染者の数字にだんだんと感覚が麻痺していく、そんな毎日が続いているようだ。7月半ばには、1日の新感染者数が7万人を超えたが、8月に入ってからは多少落ち着いて、5万人弱になった。しかし、米国内では既に16万人以上が新型コロナウイルス感染症COVID-19)によって亡くなっている(外部リンク)。

 それでも、長きにわたって恐怖と緊張を保つことは難しい。

 私は、つい数日前、服飾小物店に入ってみた。3月に自宅待機令が出てから最近まで閉まっていたのだが、やっと営業を再開したらしい。マスクをしてはいるものの、店内を歩いて商品を見て回る、それだけで心が伸びやかになり、懐かしい感じさえした。スーパーマーケットと薬局以外での買い物は、全てオンラインで済ませるのに慣れてしまっていたのだ。

リオープニングする店が増えてきた一方、ここ数カ月間に街中の多くの商店が閉店してしまった。

著者プロフィール

緒方さやか(婦人科・成人科NP)●おがた さやか氏。親の転勤で米国東海岸で育つ。2006年米国イェール大学看護大学院婦人科・成人科ナースプラクティショナー学科卒。現在、カリフォルニア州にあるカイザー病院の内分泌科で糖尿病の外来診察を行っている。

連載の紹介

緒方さやかの「米国NPの診察日記」
日本でも、ナースプラクティショナー(NP)導入に関する議論が始まった。NPとは何か?その仕事内容は?米国で現役NPとして働く緒方氏が、日常診療のエピソードなどを交えながら、NPの本当の姿を紹介します。

この記事を読んでいる人におすすめ