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感染止まらぬ米国、「仮の家族」で診療時間捻出

2020/07/03
緒方さやか

 日本では、ニュースこそ新型コロナウイルスの話題で埋まりつつも、日常生活は正常に戻りつつあると聞く。一方、ここ米国では、ますます危機が深まりつつある。6月末時点で250万⼈以上が感染、死亡者は12万⼈を超え、日本とは全く桁違いの悲劇が続いている(外部リンク)。

 しかし、3月から続く「自宅待機」による経済的な打撃も大きい。失業率は2月の3.8%から、4月には歴史的最多の14.4%に跳ね上がった(外部リンク)。私の周辺でも、近所で散歩をしてみると、行きつけのカフェや美容院、ネイルサロン、個人経営のジムなどが、最初は「閉店中」だったのに次々と倒産し、今や「貸店舗あります」の看板に変わってしまった。これから先も生き残るのは、マクドナルドなどのチェーンや量販店、Amazonなどの通販サイトなどだろう。いよいよ、地域コミュニティーの存続の危機を強く感じる。

幾つもの商店が閉店し、空きテナントになってしまった。

著者プロフィール

緒方さやか(婦人科・成人科NP)●おがた さやか氏。親の転勤で米国東海岸で育つ。2006年米国イェール大学看護大学院婦人科・成人科ナースプラクティショナー学科卒。現在、カリフォルニア州にあるカイザー病院の内分泌科で糖尿病の外来診察を行っている。

連載の紹介

緒方さやかの「米国NPの診察日記」
日本でも、ナースプラクティショナー(NP)導入に関する議論が始まった。NPとは何か?その仕事内容は?米国で現役NPとして働く緒方氏が、日常診療のエピソードなどを交えながら、NPの本当の姿を紹介します。

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