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不本意にもグルテンフリーで湿疹が治った話

2019/12/16
緒方さやか

 今年6月ごろのことだっただろうか、自分の体質に変化があった。両目のまぶたが徐々に赤くかぶれてきたのだ。と同時に、首の後ろの、髪の生え際にもかゆみを感じるようになった。

 普段、ファンデーションもつけず、夜は大抵洗顔後に何もつけずに寝てしまう、日本人アラフォーとしてあるまじき生活を送っていた私は、子どもの頃はアトピー体質だったとはいえ、何が原因なのかすぐには分からなかった。

 シャンプーをやめてみたり、洗顔料を変えてみたり、オーガニックの乳液を試してみたりしたが、何も変わらない。同僚や知り合いに聞かれるほどまでにまぶたが赤くなり、悪化していった。しかし、目の近くにステロイド軟膏を塗るのには抵抗感があり、ためらっていた。

 そんな中、10月ごろに近所の友人とその息子に会った。すると、5歳の男の子の両まぶたが、私と全く同じ形にかぶれているではないか! 聞いてみると、生まれた時からグルテンフリーで育ててきた息子に、普通のパンを1回だけ食べさせてみたそうだ。すると、途端にこのような湿疹が出たという。

著者プロフィール

緒方さやか(婦人科・成人科NP)●おがた さやか氏。親の転勤で米国東海岸で育つ。2006年米国イェール大学看護大学院婦人科・成人科ナースプラクティショナー学科卒。現在、カリフォルニア州にあるカイザー病院の内分泌科で糖尿病の外来診察を行っている。

連載の紹介

緒方さやかの「米国NPの診察日記」
日本でも、ナースプラクティショナー(NP)導入に関する議論が始まった。NPとは何か?その仕事内容は?米国で現役NPとして働く緒方氏が、日常診療のエピソードなどを交えながら、NPの本当の姿を紹介します。

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