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彼女がDV受傷を「転んだ怪我」と言った理由

2019/07/12
緒方さやか
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 「この人は頭はあまり良くないけれど、とても大きなハートを持った良い人だ。助けてあげたい。出会ってしばらくの頃は、そう思ってた」。

 メアリー(仮名)は、キッチンのカウンターにもたれながら、流しの隣にあったまな板に目をやった。

 「でも、今でも、包丁を見ると身震いしてしまう」――。

著者プロフィール

緒方さやか(婦人科・成人科NP)●おがた さやか氏。親の転勤で米国東海岸で育つ。2006年米国イェール大学看護大学院婦人科・成人科ナースプラクティショナー学科卒。現在、カリフォルニア州にあるカイザー病院の内分泌科で糖尿病の外来診察を行っている。

連載の紹介

緒方さやかの「米国NPの診察日記」
日本でも、ナースプラクティショナー(NP)導入に関する議論が始まった。NPとは何か?その仕事内容は?米国で現役NPとして働く緒方氏が、日常診療のエピソードなどを交えながら、NPの本当の姿を紹介します。

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