米国では、Medtronic社が2017年に「ミニメド670G」という新しいインスリンポンプを発売した(写真1)。腹部などに装着したセンサーを用いて皮下組織の間質液中のグルコース濃度を常時測定するリアルタイムCGM「ガーディアン」と連結して、アルゴリズムが患者個人の血糖変動パターンを学習。血糖値が規定の値以下に下がりそうなときにはインスリン注入を止め、血糖値が上昇するときには増やしてくれる。こうした"Hybrid Closed Loop"と呼ばれる最も自動化が進んだポンプとしては、市場で唯一FDAの認可が下りている製品である。

意外と苦労の多い“自動運転”インスリンポンプの画像

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