CNS(専門看護師)などの教育課程では看護研究が非常に重要視されているが、NP講座では臨床に重きを置かれたプログラムが多い。私が卒業したNP講座では、研究と卒業論文が義務づけられていたが、このような学校は珍しいらしい。NP講座に限らず、私の卒業した大学が学校としてが”to create, preserve, and disseminate knowledge”(知識を生み出し、保護し、広めること)を教育理念に掲げ、多くの形で研究を奨励していたからだろう。
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著者プロフィール
緒方さやか(婦人科・成人科NP)●おがた さやか氏。親の転勤で米国東海岸で育つ。2006年米国イェール大学看護大学院婦人科・成人科ナースプラクティショナー学科卒。現在、カリフォルニア州にある病院の内分泌科で糖尿病の外来診察を行っている。

連載の紹介
緒方さやかの「米国NPの診察日記」
日本でも、ナースプラクティショナー(NP)導入に関する議論が始まった。NPとは何か?その仕事内容は?米国で現役NPとして働く緒方氏が、日常診療のエピソードなどを交えながら、NPの本当の姿を紹介します。
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