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反社会性人格障害(?)の患者さん…どうすればいい?

2011/10/17

 診察中、ちょっと自分の安全が不安になる患者さんがいる。50代の男性Aさんは身長190cm以上ある上、体にも厚みがある。うちのクリニックのセキュリティー兼門番の脊椎でも簡単にへし折れそうだ。いつも親しげに話をし、大きな背中に小さなリュックを背負って、大きく暖かい手で握手を求めてくる。ただ、例え予約が朝の10時であろうと、午後2時であろうと、クリニックの門が開けられる朝8時半にやってきて、すぐに診察を要求する。診察室内では丁重な話し方をするが、「あなたの予約は午後ですよ」と指摘した受付係にはキレて怒鳴りだしたという。「俺は朝型なんだ」が口癖らしい。

著者プロフィール

緒方さやか(婦人科・成人科NP)●おがた さやか氏。親の転勤で米国東海岸で育つ。2006年米国イェール大学看護大学院婦人科・成人科ナースプラクティショナー学科卒。現在、カリフォルニア州にあるカイザー病院の内分泌科で糖尿病の外来診察を行っている。

連載の紹介

緒方さやかの「米国NPの診察日記」
日本でも、ナースプラクティショナー(NP)導入に関する議論が始まった。NPとは何か?その仕事内容は?米国で現役NPとして働く緒方氏が、日常診療のエピソードなどを交えながら、NPの本当の姿を紹介します。

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