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今さらながらの死生観(後編)
「死」を複雑にする医療

2011/11/10
小鷹昌明

 人間の条件は、「生きて、死ぬ」こと、最後は「老いて、病み、動けなくなる」ことである。さらに加えれば、その過程で「愛し、愛される」ことである。食わねばならぬし、食わせねばならぬし、やがて食わせてもらわなければならない。 そのようなことは皆、分かっている。しかし、当たり前のことを当たり前として対処できなくなっているのが現代であり、その対処の仕方を複雑にしているのが医療である。

著者プロフィール

小鷹昌明(南相馬市立総合病院神経内科)●おだかまさあき氏。1993年卒後、某大学神経内科に所属し、病棟医長、医局長、准教授を歴任。一念発起して2012年4月から現職。「今、医療者は何を考え、どうすべきか」をテーマに、現場から情報発信を続ける。

連載の紹介

小鷹昌明の「医師人生・四“反省”期」
医学部入学から四半世紀になろうとしている小鷹氏。自分の医師人生を四“反省”期として振り返ります。医療・医学、社会問題・社会現象、人間関係・生き方、自らのこだわりといった4つのテーマについて、様々な角度から語ります。

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