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今さらながらの死生観(前編)
「死」を知らない医師

2011/11/09
小鷹昌明

 私の受け持ち患者が、不本意にも次々に亡くなられていく。ALSで人工呼吸器の装着を希望しなかった患者、パーキンソン病で終末期を迎えた患者、若年性アルツハイマー病を苦に自殺した患者、てんかんに胆嚢炎を合併しDICを併発した患者…。永遠に尽きることのない「死」について、医師として人間として延々と繰り返している自問自答の一端を紹介したい。

著者プロフィール

小鷹昌明(南相馬市立総合病院神経内科)●おだかまさあき氏。1993年卒後、某大学神経内科に所属し、病棟医長、医局長、准教授を歴任。一念発起して2012年4月から現職。「今、医療者は何を考え、どうすべきか」をテーマに、現場から情報発信を続ける。

連載の紹介

小鷹昌明の「医師人生・四“反省”期」
医学部入学から四半世紀になろうとしている小鷹氏。自分の医師人生を四“反省”期として振り返ります。医療・医学、社会問題・社会現象、人間関係・生き方、自らのこだわりといった4つのテーマについて、様々な角度から語ります。

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