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「医学教育」再考論(後編)
下手な講義が「使える医師」を生む

2011/09/29
小鷹昌明

 我が身を振り返り、今になって思うのは、持てる能力を駆使して医療という現場を生き延びてこられたことに大きな自信と誇りを持てているということだ。しかし、厳しい状況での経験が、自信過剰で鼻持ちならない高慢な医師、あるいは逆に虚無的で無機質な医師を生む可能性も、同時に自覚している。

著者プロフィール

小鷹昌明(南相馬市立総合病院神経内科)●おだかまさあき氏。1993年卒後、某大学神経内科に所属し、病棟医長、医局長、准教授を歴任。一念発起して2012年4月から現職。「今、医療者は何を考え、どうすべきか」をテーマに、現場から情報発信を続ける。

連載の紹介

小鷹昌明の「医師人生・四“反省”期」
医学部入学から四半世紀になろうとしている小鷹氏。自分の医師人生を四“反省”期として振り返ります。医療・医学、社会問題・社会現象、人間関係・生き方、自らのこだわりといった4つのテーマについて、様々な角度から語ります。

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