日経メディカルのロゴ画像

新たな分子標的薬が登場、米でスピード承認

2006/10/18

 米国食品医薬品局(FDA)は、Merck社の「Zolinza」(vorinostat)を皮膚T細胞性悪性リンパ腫(Cutaneous T-cell lymphoma;CTCL)治療薬として、他の薬剤治療中もしくは治療後に疾病が持続、悪化または再発した場合の適応で承認しました。7月7日に承認申請したばかりで、わずか3カ月でのスピード承認です。

著者プロフィール

中村祐輔(東大医科学研究所教授)なかむら ゆうすけ氏 阪大医学部を卒業し、大阪府立病院、市立堺病院などで外科医として勤務。臨床の現場で生まれた「なぜ正常細胞が癌化するのか?」という疑問を解くべく渡米、染色体地図作りに貢献。91年に大腸癌の癌抑制遺伝子を発見。95年より現職。

連載の紹介

中村祐輔の「Let's 個の医療」
患者の直面する問題を解くことこそ医学研究”をモットーとする中村氏が、急速に進展するオーダーメイド医療、世界に取り残されつつある日本の実情などを、気の向くままに紹介していくブログです。遺伝子診断をはじめ、臨床現場に普及し始めた「個の医療」の今をお届けします。

この記事を読んでいる人におすすめ