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2006年のノーベル医学生理学賞は

2006/10/11

 2006年のノーベル医学生理学賞は、「RNA干渉」を発見した米スタンフォード大のアンドルー・ファイアー教授と、米マサチューセッツ大医学部のクレイグ・メロー教授の2氏に授与されることになりました。この「RNA干渉」の発見は、基礎医学、分子生物学の発展に貢献するにとどまらず、最近では、RNA干渉の現象を利用した医薬品の臨床試験も始まっており、今後の医療を大きく変える可能性を秘めています。最近のノーベル賞は役に立つ発見を重要視しているように思います。

著者プロフィール

中村祐輔(東大医科学研究所教授)なかむら ゆうすけ氏 阪大医学部を卒業し、大阪府立病院、市立堺病院などで外科医として勤務。臨床の現場で生まれた「なぜ正常細胞が癌化するのか?」という疑問を解くべく渡米、染色体地図作りに貢献。91年に大腸癌の癌抑制遺伝子を発見。95年より現職。

連載の紹介

中村祐輔の「Let's 個の医療」
患者の直面する問題を解くことこそ医学研究”をモットーとする中村氏が、急速に進展するオーダーメイド医療、世界に取り残されつつある日本の実情などを、気の向くままに紹介していくブログです。遺伝子診断をはじめ、臨床現場に普及し始めた「個の医療」の今をお届けします。

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