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1泊4日でカタールへ

2006/06/26

ドーハのスカイライン地区のビル群

 先週火曜日から1泊4日という強行日程でカタールの首都ドーハに行って来ました。ドーハは、サッカーのFIFAワールドカップ・アメリカ大会アジア地区最終予選で日本が土壇場で失点し、「ドーハの悲劇」として有名です。ちょうど、帰国の途にあるときに、日本vs.ブラジル戦が行われていましたが、関西空港(ドーハからの直行便があります)について、「ドイツの惨劇」を知りました。

 カタールは石油・天然ガスに恵まれ、今や超お金持ちの国です。人口は約85万人で、面積は日本の秋田県より少し大きな程度です。驚異的な経済発展に加えて、12月に陸上のアジア大会を主催するための準備などもあり、空港・競技場・宿泊施設などは建設ラッシュ。数十棟見かけた高層ビルの半数程度が現在建築中でした。

 1泊4日という日程で行ったのは、カタール財団からの要請によるものです。バイオメディカルの分野、特に、DNAや血清試料を収集・保管するバイオバンクに関して意見を求められての訪問でしたが、カタール財団の本部でのセミナーには王女様も来られ、的を射た質問をされたのには驚きました。

著者プロフィール

中村祐輔(東大医科学研究所教授)なかむら ゆうすけ氏 阪大医学部を卒業し、大阪府立病院、市立堺病院などで外科医として勤務。臨床の現場で生まれた「なぜ正常細胞が癌化するのか?」という疑問を解くべく渡米、染色体地図作りに貢献。91年に大腸癌の癌抑制遺伝子を発見。95年より現職。

連載の紹介

中村祐輔の「Let's 個の医療」
患者の直面する問題を解くことこそ医学研究”をモットーとする中村氏が、急速に進展するオーダーメイド医療、世界に取り残されつつある日本の実情などを、気の向くままに紹介していくブログです。遺伝子診断をはじめ、臨床現場に普及し始めた「個の医療」の今をお届けします。

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