「一審の無罪判決直後に、親しいある検察官から夜に電話がかかってきて、『事件の記録は、俺もよく見た。確かに証拠から言って無罪だ』と言われた。けれども、その次のセリフが凄かった。『でも、これは筋から言って有罪。高裁でひっくり返してやる』と言われた。『なんですか』と。『証拠は無罪って、言ったじゃないですか。筋って、何ですか』と僕は怒ってしまった。でも実際、本当にひっくり返された」。
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著者プロフィール
池田正行(高松少年鑑別所 法務技官・矯正医官)●いけだまさゆき氏。1982年東京医科歯科大学卒。国立精神・神経センター神経研究所、英グラスゴー大ウェルカム研究所、PMDA(医薬品医療機器総合機構)などを経て、13年4月より現職。

連載の紹介
池田正行の「氾濫する思考停止のワナ」
神経内科医を表看板としつつも、基礎研究、総合内科医、病理解剖医、PMDA審査員などさまざまな角度から医療に接してきた「マッシー池田」氏。そんな池田氏が、物事の見え方は見る角度で変わることを示していきます。
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