警察・検察への通報を受けての起訴・裁判が、事故原因の氷山の一角に過ぎないヒューマンエラーだけを取り上げ、システムの末端で働く個人を処罰することによって海面下にある氷山の本体、つまり肝心のシステムエラーの数々を隠蔽・放置する。そんな構図は、医療事故に限りません。昨年12月15日に結審した、いわゆるディオバン事件裁判でもウログラフィン誤投与事故裁判と同様の構図が再現されました。
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著者プロフィール
池田正行(高松少年鑑別所 法務技官・矯正医官)●いけだまさゆき氏。1982年東京医科歯科大学卒。国立精神・神経センター神経研究所、英グラスゴー大ウェルカム研究所、PMDA(医薬品医療機器総合機構)などを経て、13年4月より現職。

連載の紹介
池田正行の「氾濫する思考停止のワナ」
神経内科医を表看板としつつも、基礎研究、総合内科医、病理解剖医、PMDA審査員などさまざまな角度から医療に接してきた「マッシー池田」氏。そんな池田氏が、物事の見え方は見る角度で変わることを示していきます。
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