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こうして教授はだまされた

2016/01/21
池田 正行
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 医療事故裁判での検察官は、判決を自分たちに有利な方向に導くために、権威あるお医者様に味方になってもらおうとします。北陵クリニック事件の裁判でベクロニウム中毒説を展開したのは、当時東北大学医学部麻酔科学教授だった橋本保彦氏でした。その後を継ぎ、「医学的根拠のない主張を展開し、A子さんの家族を傷つけている」(関連記事)のが、仙台地裁の検察官や河北新報ではなく、ミトコンドリア病と診断した矯正医官であると信じ込んでいる半田氏も同大名誉教授です。

著者プロフィール

池田正行(高松少年鑑別所 法務技官・矯正医官)●いけだまさゆき氏。1982年東京医科歯科大学卒。国立精神・神経センター神経研究所、英グラスゴー大ウェルカム研究所、PMDA(医薬品医療機器総合機構)などを経て、13年4月より現職。

連載の紹介

池田正行の「氾濫する思考停止のワナ」
神経内科医を表看板としつつも、基礎研究、総合内科医、病理解剖医、PMDA審査員などさまざまな角度から医療に接してきた「マッシー池田」氏。そんな池田氏が、物事の見え方は見る角度で変わることを示していきます。

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