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米国でのプラセボ治療の実態

2008/11/07

 今や、「プラセボ」による治療は、一般の外来、特に院外処方では不可能に近いような気もする。だが、乳糖を服用させたり、生理食塩水を注射することだけがプラセボ治療ではない。今回紹介する論文にもあるが、例えば、上気道炎をしつこく訴える患者に抗菌薬の処方を追加したり、全身倦怠を訴える患者にビタミン剤を処方することも広義の「プラセボ治療」と考えれば、われわれの一般外来でも決して無縁ではないことになる。

著者プロフィール

牧瀬洋一(牧瀬内科クリニック院長)●まきせ よういち氏。1984年鹿児島大卒後、同大第一内科入局。大隅鹿屋病院などを経て、95年牧瀬内科クリニック(鹿児島県大崎町)開業。98年に有床診化(19床)。

連載の紹介

牧瀬洋一の「内科開業医のお勉強日記」
内科開業医として、呼吸器を中心に地域の患者を幅広く診察している牧瀬氏。JAMA、Lancet、NEJM、BMJをはじめ、主要論文誌をインターネットで読むのが日課。興味を引かれた論文を、牧瀬氏が紹介します。

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