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胃切除後の内視鏡では前処置にコーラを

2008/05/30

 medpage todayからなのだが、胃切除後の内視鏡検査に“コーラ”が有効という話。

 胃切除は現在、胃癌のほかに肥満手術でも行われているが、食物残渣、胆汁逆流などがあり、内視鏡検査を困難にする。内視鏡の前に、コカコーラを700mL飲ませれば、ほかの検査前処置よりこの問題を解決できるという話がDDWであったそうだ。

腫瘍部位、術式、手術からの経過期間、性差といった因子を補正後、コーラの飲用により、食物残渣は有意に改善(オッズ比 0.032、95%信頼区間 0.001-0.42)。
生理食塩水洗浄を要する胆汁逆流もコーラの飲用で有意に改善。因子補正後(0.102、0.03-0.43、P=0.001)、未補正(P=0.015)で共に有意差あり。

著者プロフィール

牧瀬洋一(牧瀬内科クリニック院長)●まきせ よういち氏。1984年鹿児島大卒後、同大第一内科入局。大隅鹿屋病院などを経て、95年牧瀬内科クリニック(鹿児島県大崎町)開業。98年に有床診化(19床)。

連載の紹介

牧瀬洋一の「内科開業医のお勉強日記」
内科開業医として、呼吸器を中心に地域の患者を幅広く診察している牧瀬氏。JAMA、Lancet、NEJM、BMJをはじめ、主要論文誌をインターネットで読むのが日課。興味を引かれた論文を、牧瀬氏が紹介します。

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