日経メディカルのロゴ画像

e-mailによる術前説明のメリット、本当に満足行く結果か?

2008/02/26

 医療におけるインターネット利用の優位性に関しては聞き飽きているというのが、私の個人的感想なのだが…。

 e-mailによる情報提示のメリットに関する論文に対して、medpageは肯定的に紹介している。

四六時中かかってくる患者からの電話に応じる必要がなくなり、また、日常業務が終わった後の電話を促すような“phone tag”がつけられることで、日常業務への支障がなくなる。

e-mailによる応答は、煩わしさを感じずにできる。応答に対する適切な思考を行え、正しい文章で正確な返事を書くことができ、電話での急ぎの会話ではなかなかできないようなコミュニケーションもできる。

ファイルにe-mailのコピーを保存することでやり取りの証拠を保持できることになり、係争となった場合に大いに影響する。

患者側から見ると、e-mailによるコミュニケーションによって、対面のコンサルテーションでは聞くのがはばかられていた質問や個人的問題を多く尋ねることができた。

著者プロフィール

牧瀬洋一(牧瀬内科クリニック院長)●まきせ よういち氏。1984年鹿児島大卒後、同大第一内科入局。大隅鹿屋病院などを経て、95年牧瀬内科クリニック(鹿児島県大崎町)開業。98年に有床診化(19床)。

連載の紹介

牧瀬洋一の「内科開業医のお勉強日記」
内科開業医として、呼吸器を中心に地域の患者を幅広く診察している牧瀬氏。JAMA、Lancet、NEJM、BMJをはじめ、主要論文誌をインターネットで読むのが日課。興味を引かれた論文を、牧瀬氏が紹介します。

この記事を読んでいる人におすすめ