外来糖尿病診療で、SU薬の2次無効というのはよく遭遇する事態だ。血糖の変動状況、インスリンの感受性、分泌能を判断し、食事、運動指導とともに強化インスリン療法などが行われる。数カ月以上、2剤以上の経口薬最大投与後もHbA1cが7%を超える場合、インスリン治療をした方がよいというのが糖尿病専門家の多くの意見のようである。
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著者プロフィール
牧瀬洋一(牧瀬内科クリニック院長)●まきせ よういち氏。1984年鹿児島大卒後、同大第一内科入局。大隅鹿屋病院などを経て、95年牧瀬内科クリニック(鹿児島県大崎町)開業。98年に有床診化(19床)。

連載の紹介
牧瀬洋一の「内科開業医のお勉強日記」
内科開業医として、呼吸器を中心に地域の患者を幅広く診察している牧瀬氏。JAMA、Lancet、NEJM、BMJをはじめ、主要論文誌をインターネットで読むのが日課。興味を引かれた論文を、牧瀬氏が紹介します。
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