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熱射病の症例―2003年欧州熱波の場合

2007/08/22

 熱射病(Heatstroke)は重症の熱関連疾患であり、核体温が40℃を超え、中枢神経障害を伴うものと定義されている。サウジアラビアや米国の熱帯での経験は数多く報告されている。しかし、ヨーロッパでは、激しい運動による運動性のheatstroke(Exertion induced Heat Stroke;EIHS)に比べ、高温という外的条件だけによるHeatstrokeは非常に稀であった。

著者プロフィール

牧瀬洋一(牧瀬内科クリニック院長)●まきせ よういち氏。1984年鹿児島大卒後、同大第一内科入局。大隅鹿屋病院などを経て、95年牧瀬内科クリニック(鹿児島県大崎町)開業。98年に有床診化(19床)。

連載の紹介

牧瀬洋一の「内科開業医のお勉強日記」
内科開業医として、呼吸器を中心に地域の患者を幅広く診察している牧瀬氏。JAMA、Lancet、NEJM、BMJをはじめ、主要論文誌をインターネットで読むのが日課。興味を引かれた論文を、牧瀬氏が紹介します。

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