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タミフル使用の普及で耐性ウイルス増加
【4/4 訂正】

2007/04/04

 タミフル(一般名:オセルタミビル)の耐性について、畠山先生らのJAMAへの報告があった。フリーテキストなのでご参照いただきたい。

◆Emergence of Influenza B Viruses With Reduced Sensitivity to Neuraminidase Inhibitors JAMA.2007;297:1435-1442.

オセルタミビルの治療を受けた74人の子供のうち1人で、Gly402Ser-ノイラミニダーゼを持ち、薬剤感受性が減少している変異ウイルスが見付かった。
治療を受けていない患者422人中、7人(1.7%)で、Asp198Asn、Ile222Thr、Ser250Glyの変異で、同様に感受性が低下したウイルスを見付けた。これら7人の臨床的・ウイルス遺伝情報のレビューにより、4人は地域から、3人は兄弟からの感染疑いが強いと判断した。

著者プロフィール

牧瀬洋一(牧瀬内科クリニック院長)●まきせ よういち氏。1984年鹿児島大卒後、同大第一内科入局。大隅鹿屋病院などを経て、95年牧瀬内科クリニック(鹿児島県大崎町)開業。98年に有床診化(19床)。

連載の紹介

牧瀬洋一の「内科開業医のお勉強日記」
内科開業医として、呼吸器を中心に地域の患者を幅広く診察している牧瀬氏。JAMA、Lancet、NEJM、BMJをはじめ、主要論文誌をインターネットで読むのが日課。興味を引かれた論文を、牧瀬氏が紹介します。

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