この前、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)に関連した講演を聴く機会があり、「老化した培養内皮細胞では、接着因子ICAM-1や炎症性サイトカインの増加、NO合成酵素(eNOS)活性の低下が見られる」との説明がなされたところ、「では、ARBに抗癌作用があるのでは」という質問がフロアからあった。
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著者プロフィール
牧瀬洋一(牧瀬内科クリニック院長)●まきせ よういち氏。1984年鹿児島大卒後、同大第一内科入局。大隅鹿屋病院などを経て、95年牧瀬内科クリニック(鹿児島県大崎町)開業。98年に有床診化(19床)。

連載の紹介
牧瀬洋一の「内科開業医のお勉強日記」
内科開業医として、呼吸器を中心に地域の患者を幅広く診察している牧瀬氏。JAMA、Lancet、NEJM、BMJをはじめ、主要論文誌をインターネットで読むのが日課。興味を引かれた論文を、牧瀬氏が紹介します。
この連載のバックナンバー
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2009/04/16
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2009/03/31
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2009/03/19
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