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「二重結果」を日本の終末期医療で認めるべき

2007/02/20

 日本の緩和ケアには問題点が多い。特に、緩和ケアの対象疾患が限られている現状は深刻である。。癌やHIVの患者のみがホスピスの恩恵に預かることができる。EOL(the End of Life:終末期)は、何もこれらの疾患に限るものではない。万策尽きて次なる一手のない場合や、患者自身が薬物治療などを希望せず余命が少ない場合も、日本以外ではEOLとみなされている。しかし日本では、これらの患者さんたちは、現在の医療制度から冷たい扱いを受けているのである。

著者プロフィール

牧瀬洋一(牧瀬内科クリニック院長)●まきせ よういち氏。1984年鹿児島大卒後、同大第一内科入局。大隅鹿屋病院などを経て、95年牧瀬内科クリニック(鹿児島県大崎町)開業。98年に有床診化(19床)。

連載の紹介

牧瀬洋一の「内科開業医のお勉強日記」
内科開業医として、呼吸器を中心に地域の患者を幅広く診察している牧瀬氏。JAMA、Lancet、NEJM、BMJをはじめ、主要論文誌をインターネットで読むのが日課。興味を引かれた論文を、牧瀬氏が紹介します。

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