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医療過誤の負のスパイラル

2006/09/08

 福島県立大野病院の産科医の逮捕劇により、日本では臨床をやっている医師なら、自らが犯罪者になる可能性が誰にでもあるということになった。日本という社会では、勧善懲悪で、医療事故・過誤は悪人が起こすものであり、悪人を留置場・刑務所に放り込み、医師免許をはく奪すれば万事解決と、警察・検察・裁判所・メディア・一般国民は思っているのだろうか。

著者プロフィール

牧瀬洋一(牧瀬内科クリニック院長)●まきせ よういち氏。1984年鹿児島大卒後、同大第一内科入局。大隅鹿屋病院などを経て、95年牧瀬内科クリニック(鹿児島県大崎町)開業。98年に有床診化(19床)。

連載の紹介

牧瀬洋一の「内科開業医のお勉強日記」
内科開業医として、呼吸器を中心に地域の患者を幅広く診察している牧瀬氏。JAMA、Lancet、NEJM、BMJをはじめ、主要論文誌をインターネットで読むのが日課。興味を引かれた論文を、牧瀬氏が紹介します。

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