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“医師”の「ヒヤリ・ハット」事例?

2006/08/11

 8月10日、「医師ヒヤリ! 事故寸前1年で18万件 1760件『命に影響』」(産経新聞)というニュースが流された。

 “医師の”というところに引っかかりを覚えた。

 もともとの資料は、ご承知のように、(財)日本医療機能評機構の「医療事故情報収集等事業 平成17年年報」からのものである。

 そもそもこの事業は、「医療事故につながり得る要因を把握するに当たっては、ヒヤリ・ハット事例の収集が有効」という趣旨から始まったものであり、決して犯人捜しの事業ではない。

 さて、このヒヤリハットの事例を見ると、当事者は医師が約半分、看護師35%である。

著者プロフィール

牧瀬洋一(牧瀬内科クリニック院長)●まきせ よういち氏。1984年鹿児島大卒後、同大第一内科入局。大隅鹿屋病院などを経て、95年牧瀬内科クリニック(鹿児島県大崎町)開業。98年に有床診化(19床)。

連載の紹介

牧瀬洋一の「内科開業医のお勉強日記」
内科開業医として、呼吸器を中心に地域の患者を幅広く診察している牧瀬氏。JAMA、Lancet、NEJM、BMJをはじめ、主要論文誌をインターネットで読むのが日課。興味を引かれた論文を、牧瀬氏が紹介します。

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