日経メディカルのロゴ画像

敗血症治療の現在地

2016/04/14
近藤豊
敗血症治療の現在地の画像

 敗血症の患者は世界で年間約2700万人。そのうち約800万人が死亡していると言われており、その予防や治療は非常に重要です。日本では一般向けに、Global Sepsis Alliance Japanという団体が敗血症の啓蒙に努めています。敗血症の治療方法には確立されていない部分が多く、日本とアメリカで治療方針が異なる部分もあります。今回は、私が得意とする分野の一つである敗血症について、主観的な視点を交えながら世界のトレンドを見ていきたいと思います。

著者プロフィール

近藤 豊

ハーバード大学医学部外科学講座リサーチフェロー

2006年琉球大学卒業。初期研修を沖縄県立中部病院、後期研修を聖路加国際病院で修了。その後、琉球大学大学院へ進学し、救急医学講座講師や附属病院救急部副部長を兼任しながら修了した。救急科専門医、外科専門医。外傷や敗血症を得意分野とする。敗血症やARDSなど救急分野の様々な診療ガイドライン作成を担う。将来は臨床と研究を融合しながら救急医学を追究したいと考えている。趣味は散歩とコーヒー。

この記事を読んでいる人におすすめ