日経メディカルのロゴ画像

宗教上の理由ではない「輸血拒否」とは

2010/05/26
堀越裕歩

 ある日、小児科当直として勤務していたときのことです。日本ではまず診ることがない鎌状赤血球症の子どもがおり、その血圧が低めだということで呼ばれました。この病気は、異常な赤血球が壊れやすくなっており、急性の溶血性貧血を起こすことがあります。そのため、早めに正常な赤血球を輸血して循環量を確保することが必要です。

著者プロフィール

堀越 裕歩

トロント小児病院 小児科感染症部門・クリニカルフェロー

2001年昭和大学医学部卒業。沖縄県立中部病院(インターン、小児科レジデント)、カンボジアの小児病院で医療ボランティア、国立成育医療センターの総合診療部等を経て、2008年7月より現職。東南アジアにおける小児国際医療協力・研究、新潟県中越地震の際の緊急支援などに従事。趣味は、スノーボード、野球とサッカー観戦。トロントでもフットサルで活躍中。

この記事を読んでいる人におすすめ