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中国のホテルで14日間の隔離生活を体験した
COVID-19状況下での一家4人「渡中」の記録

2020/05/06
友成暁子(ParkwayHealth 消化器内科)

写真1 搭乗タラップでの検温の様子(成田空港)
全員マスク装着が義務付けられています。

 上海の友成暁子です。COVID-19の影響をもろに受けたため、投稿の間隔が空いてしまいました。この原稿を書いている今、私と私の家族(夫、5歳の長男、2歳の次男)は福建省の福州市という地方都市のホテルで隔離生活を送っています。どのような経緯でここに至ったのか、隔離の様子はどうなのか、写真を多めに添えてご報告したいと思います。

上海へ戻る予定を延期して様子を見ていたが…
 私たち家族は、今年1月の春節休みから日本の実家に帰省していました。COVID-19が出現する前の昨年11月末から計画されていたことでした。しかし、1月中旬の搭乗予定日前後からCOVID-19の問題が浮上。当時はまだ、ここまでの状況になるとは思っていませんでしたが、帰省してから1月末にかけて事態は深刻になり、2月3日から始まるはずだった長男の幼稚園が開園しないという連絡が来たり、上海のスーパーマーケットから商品がなくなっているという情報が友人から入ったりと、上海へ戻ることが得策ではなくなっていきました。武漢からチャーター便で日本に救出される人がいたり、日本人駐在員に帰国指示が出されたりしている中、その流れに逆行するのは避けるべきだと判断し、1月末に上海へ戻るはずだった予定を延期することにしました。

著者プロフィール

友成 暁子

ParkwayHealth消化器内科

2007年千葉大学卒業。亀田総合病院で卒後臨床研修後、同院消化器内科、手稲渓仁会病院消化器内科を経て現職。臨床の傍ら、医学書・医学論文の執筆、製薬会社関連の医学系翻訳なども手がける。幼少期を英国統治下の香港、米国メリーランド州で過ごした。勤務地・居住地の上海で出産も経験し、現在は2児の母。インターナショナルホスピタルの手術センター長である医師の夫と共に、育児、仕事、すぐに壊れる家電に対して日々奮闘中。

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