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医師の需給予測を考えるVol.3
最も重篤な患者を診る専門医が不足している!
集中治療医不足を明らかにしたCOMPACCS研究

2013/02/20
永松聡一郎
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 「戦後生まれのベビーブーマー世代が高齢化を迎え、増加する医療需要に対応できないために、集中治療に携わる専門医が不足する」。COMPACCS研究はこう予測し、全米に大きなインパクトを与えました。大規模な労働時間調査から導かれたこの研究は、アメリカの医療政策を「医師抑制」から「医師増産」へと変える転機となったとも言われています。また、医師が集中治療の現場で働く期間は20年ほどしかなく、60歳になると現場から退くという現状も描き出しました。

著者プロフィール

永松 聡一郎

ミネソタ大学呼吸器内科・集中治療内科クリニカルフェロー

2003年東京大学医学部医学科卒。アメリカ内科専門医(ABIM)。帝京大学市原病院麻酔科、ミネソタ大学内科レジデントを経て、2008年より現職。専門分野は集中治療におけるQuality Improvement。病院間で異なる治療プロトコールの標準化や多施設間クリニカルトライアルのコーディネートを行っている。趣味は演劇、航空機。

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