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病院内を闊歩する「取り立て屋」
ビジネスの論理が行き過ぎたアメリカ医療の影

2012/08/30
日比野誠恵
病院内を闊歩する「取り立て屋」の画像

 突然、ミネソタ大学病院の親会社であるフェアビュー(Fairview)社のCEO(最高経営責任者)から、何やら深刻な文面の電子メールが届きました(おそらくは全職員に)。フェアビュー社とその債権取り立て業務(クレジット・コレクター)を担当していたアクレティブ・ヘルス(Accretive Health)社が、患者に対して恐喝まがいの強硬な支払い要求を行い、患者のプライバシー侵害を含めて法律違反の疑いがあり、ミネソタ州司法長官のローリー・スワンソン氏が調査に乗り出したことを告げる文面でした。

著者プロフィール

日比野 誠恵

ミネソタ大学ミネソタ大学病院救急医学部准教授

1986年北里大学医学部卒。横須賀米海軍病院、セントジュウド小児研究病院、ピッツバーグ大学病院、ミネソタ大学病院を経て、1997年より現職。趣味はホッケー、ダンス、旅行など。

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