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ミネソタの秋の夜長に得る癒し

2010/12/02
日比野誠恵

 ここ数回、硬めの話題でしたので、今回はワークライフバランスの「ライフ」に焦点を当て、ミネソタ州のアイスホッケー好きが過ごす、秋から冬にかけての余暇の様子を紹介してみたいと思います。

同僚と持ちつ持たれつでイベントを楽しむ
 10月になるとミネソタの秋はいよいよ深まります。紅葉狩りのシーズンが終わると、今後はリンゴ狩りのシーズンです。

 私の家族は毎年、妻の大学時代の親友の家族と連れ立って、ミネトンカ湖の西にあるディアドルフという果樹園へリンゴ狩りに出かけます。この辺りで一番人気のある、適度な甘みと酸味のあるハレルソンやコートランドという品種は、アップルパイを作るのに適しています。ちなみにアップルパイはとても“アメリカン”な食べ物で、アメリカを表現するのに「シボレー、野球、アップルパイ」といわれるほどです。ミネソタ大学で品種改良された、酸味が少なめで甘いハニークリスプという品種は、日本のふじと同じように、そのまま食べてもおいしいです。

 この果樹園の近くには、小動物のいるちょっとした動物園もあり 子どもたちは採ったリンゴをかじりながら遊び回ります。そして、家に帰って家族一緒に夕食を摂りながら、それぞれに夏休みを含めた近況を披露し合い、食後は焼きたてのアップルパイとアップルサイダーに舌鼓を打つのです。

 しかし、今年は、私の同僚のシュミーケン先生が、高校生の双子の娘のホームカミング(出身校に帰って旧交を温めるイベント)があって「どうしてもシフトを変わってほしい」とのこと。仕事をしていてリンゴ狩りには行けませんでした…。これはお互い様ですね。

著者プロフィール

日比野 誠恵

ミネソタ大学ミネソタ大学病院救急医学部准教授

1986年北里大学医学部卒。横須賀米海軍病院、セントジュウド小児研究病院、ピッツバーグ大学病院、ミネソタ大学病院を経て、1997年より現職。趣味はホッケー、ダンス、旅行など。

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