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自らの言葉を、その身と共に

2014/12/25
内野三菜子

 その患者は御年60歳代後半、英語ができないとのことで受診シートの「言語」の欄には家族同伴の旨のチェックが入っていました。これまでのチャートからは、パキスタンとアフガニスタンの国境付近の出身とのこと。診察室に入ってみると、付き添いの家族は息子さん。患者はトロントのインド料理屋で調理人として働いているこの息子さんに呼び寄せられたという話でした。

著者プロフィール

内野三菜子

国立国際医療研究センター病院放射線治療科

1998年東京女子医大卒。東京医療センターにて外科研修医。聖マリアンナ医大放射線科、埼玉医大放射線腫瘍科を経て、2010年1月からトロント大学プリンセスマーガレット病院放射線腫瘍科。2013年7月から現職。趣味は、カナダ在住時に習い始めたカリヨン(カナダに11台しかない楽器)。

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