日経メディカルのロゴ画像

日米仏で比べてみた医師・患者関係

2009/12/11
佐野 潔
日米仏で比べてみた医師・患者関係の画像

 私は日本、アメリカ、フランスで家庭医として働いてきましたが、それぞれの国で、患者に対して異なるアプローチが必要でした。そして、それは医療に関する知識量の差と、それによって生まれる受診態度の違いによるものであることに気付きました。一般的に、日本人は、加齢とともに受診経験が増えても、医療情報にアクセスしやすくなっても、医療に関する知識はなかなか増えないように思います。これは、患者に対して医療教育・指導が十分でないことが原因ではないでしょうか。

著者プロフィール

佐野 潔

パリ・アメリカン病院

1978年大学卒業後、横須賀米海軍病院、大阪八尾徳洲会病院を経て、83年に渡米。ミネソタ大学医学部地域家庭医療科にてレジデンシーを修了後、ミネソタの農村で15年間、開業医として家庭医療を提供。その後99年よりミシガン大学にファカルティーとして移り、日本人診療、学生・研修医の教育に従事する。2006年よりパリのアメリカン病院にて再び開業医として日本人・米国人を対象に家庭医療を提供している。

この記事を読んでいる人におすすめ