2022年4月に入ると、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の半数以上がオミクロン株の亜種BA.2に置き換わり、このままBA.2が優勢株となることは、既に厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」の資料に示されている通りです(図1)。多くの都道府県で行政によるスクリーニング検査が実施されていますが、3月中旬時点で2~4割くらいがBA.2とされています。

図1 BA.2検出割合の推移(参考文献1より引用)
2022年4月に入ると、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の半数以上がオミクロン株の亜種BA.2に置き換わり、このままBA.2が優勢株となることは、既に厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」の資料に示されている通りです(図1)。多くの都道府県で行政によるスクリーニング検査が実施されていますが、3月中旬時点で2~4割くらいがBA.2とされています。
図1 BA.2検出割合の推移(参考文献1より引用)
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倉原優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科)●くらはら ゆう氏。2006年滋賀医大卒。洛和会音羽病院を経て08年から現職。日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医、日本感染症学会感染症専門医・指導医、インフェクションコントロールドクター。
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