
年明けから始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第6波、ようやくピークが過ぎてきました。ピークアウトという言葉はあまり医師の間では使ってはいけないという風潮があるようですが、取りあえず実際にピークアウトしています(笑)。
曜日によって報告数が乱高下しますので、ジグザグしながらも新規感染者数は下り坂になってきました(図1)。オミクロン株の亜種であるBA.2が席巻すると、どこかで下げ止まって次の第7波を形成するのかと、不安も感じます。まさに、「停滞」の状況です。

図1 全国の新型コロナ新規陽性者数(筆者作成)